気が付くとこの頃はD100ばかりを使っている。理由は「軽い」からだ。肩がこらずバッテリーの持ちが良ければ、一日中歩き回る街中取材等には大きな助けとなるし、更に軽量ワイドズームのSIGMA18-125mmを装着すれば全体の装備重量もかなり低く保てる。しかもこの組み合わせはボディーとレンズの重量バランスも最高で、ワイドズームの威力と共に殆どのスナップショットへ即応できる機動性が堪らなくナイスなのだ。
だから他の組み合わせには中々手が出なく、あれだけ重宝に使っていたタムロンも、今ではずっとカメラバックの中で眠っている。
- 2005/05/26(木) 15:31:53|
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ここ1年、昔懐かしいオールドロックのCDを集めている。
音楽は記憶の呼び水であり、貴重な青春時代全てに深く沁み込んでいる永遠不動のもの。あの頃刺激を受けた数々の名アルバムは、いつの時代に聴いても新鮮で、古さ等は一切感じない。それどころか、今のポップスには無い強烈な個性とパワー感に溢れているのだ。
当時金銭的に入手できなかった他のアルバムも、この際できる限り集め、切なくも甘く、そして躍動感に満ちたlisteningを、この歳になって改めて楽しみたいと思ったのである。
私が初めてバンドらしきものを始めた1970年初頭は、国内外の文化・政治・情勢が目まぐるしく変化していく中にあり、音楽シーンも1969年の「ウッドストック・ロックフェスティバル」や1972年の「ディープパープル日本公演」等、正に激動に近いニューロックの波が押し寄せて、ハイティーンのロックフリークだった私にとっては毎日がそれこそ夢の連続であり、暇があればギターを肩からぶら下げ家のステレオを大音響でかき鳴らし、親が呆れるほどの音楽漬けになっていた。当時のバイトの稼ぎは殆ど好きなアーティストのアルバム収集で消えてしまい、それでも他に聴きたいアルバムは星の数ほどあったので、そんな時は音楽の好みが同じで仲の良かった幼友達のKちゃんから何枚となく借りたものだ。今想えば本当に懐かしい。
-では最近聴いた中で面白いと感じたアルバムを一枚ご紹介しよう。
1967年7月発売の「Set me free,why don’t you babe」で始まる<YOU KEEP ME HANGIN’ON>がデビューシングルで、1965年にニューヨークで結成された、ヴァニラ・ファッジの「THE BEST OF VANILLA FUDGE LIVE」だ。
このアルバムは幾度も解散結成を繰り返した同バンドが、1989年に米国内で行ったライブの収録編集版である。よってオリジナルメンバーはボーカルのカーマイン・アピスしかおらず、その点は少々寂しいところだが、聴いてみると一安心、ヴァニラ・ファッジ節は健在で、相変わらずの太いビートと分り易いノリに、オールドロックの良さがひしひしと伝わってくる。私は所謂ギター少年だったので、どちらかと言えばギタリストをfeatureしたバンドばかりに目が行っていたのだが、このバンドだけは別格。力強いリズムパートとシンプルな音楽作りはこの時代でも一級品で、瞬く間にファンとなってしまったのである。

- 2005/05/20(金) 22:23:58|
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いい季節になってきた。これからの1〜2ヶ月は何をやっても楽しいし、それが趣味なら何も言うことはない。唯、限られた余暇の中ではあれもこれもは不可能だ。自分に置き換えれば先ずは写真といきたいところ-だが、この季節に峠道をぶっ飛ばすバイクツーリングの爽快感はカメラのシャッターを下ろす楽しさに負けずとも劣らずだ。それでは一緒にカメラ機材も持っていけばと思うかもしれないが、レンズ数本に三脚となれば今度はバイクの操作感を損なってしまう。よって一日の楽しみ方を選ぶ際には、とことん慎重になってしまうのだ。
全然違う遊びだが、この季節には自転車もいいものだ。
多摩湖サイクリング道には季節の花が咲き乱れ、それを眺めながら走るだけでとてもハッピーな気分になれる。ペダルを漕ぐほどにかく汗は堪らなく気持ち良く、モーテル街の上り坂に差し掛かると、運動不足の体に対し自虐的とも言えるほどに鞭を打つ自分が突如現れ、吐き気すれすれの状態で一気に西端まで登りつめた時等は一種のOrgasmusさえも感じてしまう。
次の休日は何をして楽しもう…。

- 2005/05/09(月) 23:19:44|
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プロカメラマン鈴木一雄著「露出の極意」は、なかなか興味深い手引書だ。
この本に書かれている「スポット測光術」は、ある意味理想的な撮影方法であることに間違いない。カメラ任せにせず、撮影者自身が意図的に露出を決め、イメージに合った絵作りをするというもので、単なる記録から絵作りへとステップアップする際には、誰もが考えるプロセスだ。そして著者はこうも言っている、
「スポット測光術はデジタルにも有効」と。
もちろん全く間違いはないし正直私もそう思う。唯、デジタル撮影最大のメリットと言えば、超強力な後処理能力を駆使できることにあり、撮影後にモニターを見ながら露出補正、ホワイトバランス、コントラスト、はたまたハーフNDフィルター効果までもが自由自在にコントロールできるのだ。デジタルデータを<自分の絵>にしていく一連のプロセスは、この上なく楽しい創作行為であり、下種な写真評論家が酷評するところの「安易なデジタル加工」とは全く違う次元のものである。
今やカメラ界の主流になったデジタル撮影は、この後処理を行うところに大変重要な意味を含んでおり、同時に作者のセンスが問われるとても大切な部分に当たる。だからスムーズな後処理ができるように、先ずは適正な画像データを得る撮影に集中することが肝心だ。
ここで私の標準的な絵作りのフローをご紹介しよう。
先ず、画質モードは常にRAWと決めている。RAWにしておけば、後処理を行うときの画質劣化を最小限に食い止めることができるからだ。測光モードは安全策狙いで殆どの場合をマルチパターンとしているが、コントラストが非常に強い場合等は、露出補正を−1/3〜-2/3ほどかけることにしている。白飛びを防ぎ、後処理後の画像を自然なタッチに仕上げる為にだ。 後はとにかくアングルだけに集中すれば良い。慣れてくれば後処理の効果を想定しながらファインダーに映る光景を吟味できるようになる。
RAWの現像はPhotoshopのプラグインCamera Rawで行う。この段階でホワイトバランスと露光量を調整し、次は同じくPhotoshop上でトーンカーブを使いコントラストを調整、次に彩度を微調整し最後はアンシャープマスクをかけて完成とする。
これだけで見違えるような<自分の絵>に仕上げることができるのだ。
- 2005/05/03(火) 19:17:43|
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