10月14日(木)。数ヶ月ぶりに愛車ZXR750でソロツーリングを楽しんだ。
昨年、キャブレターのニードルバルブを新品に交換してからは、エンジンのかかりが頗る良くなり、数ヶ月放っておいてもセルモーターさえ元気に回してやれば殆ど一発で始動する。更にはフロートチャンバー内のガソリンが一巡する頃にはなんとか普通に走ることもでき、以前のようにいちいちガソリン抜きをやったり、はたまたキャブレターのオーバーホールなどの大工事も不要となったのだ。正直これは嬉しいことだ。
先ずはいつものように調布ICから中央高速に乗り、相模湖ICで降りるとR76で道志みちへ。その後は山中湖、篭坂峠、裾野バイパス、三島、下田街道、湯ヶ野温泉、R414、婆娑羅峠、そして松崎と、なんと一般道で相模湖から南伊豆までを走り抜いてしまったのだ。
8:30に自宅を出発して、松崎に到着したのが13:00。しかしこの時点で腰、腕、首は既に痛みが走り、復路を思うと頭も痛くなってくる始末。バイクに乗る為の筋肉は確実に衰えているのだ。
休憩したいのと、とにかく腹がへっていたので、迷わず漁港近くにある【民芸茶房】へ向った。

ここは向かいにある<豊崎ホテル>の食事処も兼ねているところで、言うまでもなく海の幸が抜群に美味い。中でも干物定食は絶品で、鯵のひらき、エボダイのひらき、小鯵の味醂干の3点がメインとなり、その他にもピリ辛のいか塩辛、ヒジキの煮付け、煮魚、串に刺さった小魚の干物、漬物4種とゴージャスなもの。これで税込み1,050円は言うことなしだ。これが食べたくて今回で6度目の来店となる。
腹いっぱいになると多少体力も回復してきたので、缶コーヒーを一杯飲んでから、西海岸沿いを伝い帰路についた。土肥まではいつもの如く順調な流れで、オーバーペースも余裕をもって楽しむことができた。ところが先日の大型台風22号の影響なのだろう、途中土肥戸田間が土砂崩れで通行止めになっており、残念ながらそれより先には進むことができず、致し方なく土肥峠を越えて下田街道経由で沼津ICを目指したのだ。ところが被害はそこだけではなく、山間部を中心にいたるところで復旧工事の為の交通規制が行われており、特に狩野川河川工事の影響で、下田街道の大仁から韮山辺りまでが酷い交通渋滞を起しており、へとへとになった体には正に止め的苦痛。真面目に泣きが入った。
最近は撮影行で車ばかりを使っていたからか、疲労困憊と言えどもバイクツーリングがとても楽しいと感じた。寒い季節が到来する前にもう1回くらいは何処かへ行ってみようと思う。
- 2004/10/17(日) 23:44:09|
- おすすめ|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
9月9日(木)。朝から天気が良かったので、とにかくカメラを積んで車を走らせた。
海へ行こうか、はたまた山へ。こんな曖昧な時にはいつも決まって調布インターから中央高速にのる。東名高速を利用するには渋滞のメッカ「環八」を通らなければならず、これといった行き先が無ければ、足は殆ど向かない。
大月Jac.手前まで来て、真っ直ぐ行こうか、はたまた富士山方面にしようか悩む。初秋を思うと、瞬間に稲穂が浮かび上がり、行き先を田園風景の広がる「八ヶ岳・原村」に決めた。よって、真っ直ぐ進む。
小淵沢ICを下りて鉢巻道路へ入ると、ストレートに延びる道路の両側に法人の保養所、レストラン、そして別荘がカラ松林の中に見うけられ、高原リゾート地の雰囲気が一気に高まってくる。車のウィンドウを開け清んだ空気をめいっぱい入れると、僅かだが木々の香りが室内に流れ込み、何とも言えない爽やかな一瞬を味わうことができた。これだけで遥々東京からやって来た甲斐があるというものだ。
農業実践大学の牧場を過ぎそのまま5〜6km直進すると、広大な田畑が目の前に現れる。車を止め外へ出て、この景観を前に大きく深呼吸する。稲穂は眩いばかりの黄金色に輝き、いたるところに無数のトンボが飛び交っている様は、正に日本の秋であり、とても心が和むものである。十数枚撮影した後、来た道をそのまま戻る。
現在では無料化となった「八ヶ岳公園道路」を一気に走り抜け、R141から野辺山をまわり信州峠に入る。この儘道なりに広域農道を通り、韮崎ICから中央高速へ乗ろうかと思っていたのだが、峠を下って来ると、以前から気になっていた「クリスタルライン」の看板が目に入る。どうしようかと一瞬考えた挙句、ハンドルを左に切り、瑞牆の森へ入ることにした。このクリスタルラインとは、増富ラジウム鉱泉と塩山を結ぶ全線舗装の林道で、奥秩父山系の平均標高1300mを通る超深山的ルートなのだ。区間距離は計らなかったので正確には示せないが、恐らく全線で40kmは続くであろうタイトターンの連続となる。舗装はしてあるものの道幅は極めて狭く、乗用車同士でもすれ違いの難しい区間が少なくない。下手をすると必ず切ってある側溝への脱輪も考えられるので、とにかく慎重な操作が必要だ。今回の道順は、信州峠−瑞牆の森−釜瀬林道−木賊峠−池の平林道−荒川林道−金峰牧場−杣口林道−塩山温泉と進んできたが、前半区間に比較的多く見られる小さな渓谷と、途中一度だけ望める瑞牆山の景観を楽しむ以外は、ただひたすら走るだけの道で、正直しんどさはこの上ない。秋の紅葉時期の素晴らしさは往々にして予測もできるが、全線の気の遠くなる長さは些か閉口するし、私の場合は一度走ればもういいかとさえ思ってしまった。杣口林道を下って来るとき、痛くなった腰を塩山温泉で癒そうと一時考えたが、余りの疲労困憊に陥った為、そこを通過して素直に勝沼ICから中央高速で帰路についたのだ。
いつも感じることだが、日本の一般的な山間の道は、殆ど何処も乗用車でのドライブには向いていない。何故ならば狭くてきつくて景観が皆無だからだ。当然走っても全然面白くない。元々この様な道は、地方自治体が村と町、町と町を結ぶ為に造った生活道路だからだ。しかしこのクリスタルラインは、どの様な目的で全線舗装にしたのかその明確な理由が見つけられない。この万里の長城的ルートは、相当な予算を費やして造られたものだろうし、当然年間維持費もかなりな額に上がるだろう。しかしその割には生活道路の匂いは全く感じられないし、路面の状況を見ても恐らく一般の観光利用者等は数えるほどしかいないのであろう。ほんの一握りの渓流釣り愛好家や山歩き好きにとっては待ち望んだルートだと歓迎されただろうが、それだけなら態々舗装化することなど無用だった筈。況してや彼らの中には、4WDを駆り未舗装の林道を延々と山中へ入り込んでいく方が深山的ムードも満喫できて良かったと、舗装化に不満を漏らす連中だって少なくない筈だ。兎にも角にも自然破壊という行為には、今後十二分な事前事後の検証を行ってもらいたいものである。
- 2004/10/01(金) 22:42:12|
- 日記|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0